イングランド代表のガレス・サウスゲート監督 [写真]=Getty Images
イングランド代表を指揮するガレス・サウスゲート監督が、3日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア・決勝トーナメント1回戦コロンビア戦に向けて会見を行った。イギリス紙「ガーディアン」が同日付けで報じた。
サウスゲート監督は「コロンビア戦はここ10年で一番の試合になるだろう。イングランドがノックアウトステージで最後に勝ってから10年以上経過した。このチームにとっては過去の代表チームを超えることができる素晴らしいチャンスであり、また彼らはそのチャンスを楽しんでいる」と2006年以来の準々決勝進出がかかったコロンビア戦の重大さを語った。
そしてチームには、「私たちは自分のサッカーに集中しなければならず、トーナメント全体を通してチームは同じスタイルでプレーし、同じ考え方でプレーしなければならない。そして勝つためにこの時点までのチームとしての完成度を示す必要がある」とピッチ上での結束を求めた。
また過去の低迷の問題点をあぶり出して「私たちは常に心理的な準備をしようと努力している。コロンビアは素晴らしい相手であり、目の前の試合以降の相手を考えることは無意味である。そしてそれは過去に陥った罠であった。すべてのノックアウトマッチはとてもタイトで簡単な場面はない」と述べ、メンタル面で引き締めた。
また最後に「正直数ヶ月前までは不安を抱いていたが、このチームでプレーすればするほどパフォーマンスは安定してきている。若い選手が多くトーナメントでの経験はあまりないが、リーダーシップを発揮する選手もいる。本当にハングリー精神に満ちあふれたチームなので、彼らがチャレンジを続けてイングランド代表としての新たなストーリーを描くことを期待している」と締めくくり、チームの躍進を期待した。
By サッカーキング編集部
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