ベスト8に進出するのはどっちだ? [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア決勝トーナメント1回戦で、コロンビアとイングランドがベスト8進出の最後の切符を争う。試合を前に、両チームの現状をおさらいする。
■コロンビア
日本との初戦で黒星を喫してしまったものの、続くポーランド戦とセネガル戦に勝利し、終わってみればグループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。しかし、エースのハメス・ロドリゲスが右ふくらはぎを負傷。検査によって重傷ではないことが判明したものの、イングランド戦に出場できるかはわからない。ホセ・ペケルマン監督は、J・ロドリゲスの代わりにルイス・ムリエルを起用する考えを明かした。
■イングランド
1990年のイタリア大会以降、ベスト8止まりのイングランドは、グループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。結果的にグループステージ最終戦でベルギーに敗戦したことは、ベスト4へ進むための絶好のチャンスだったかもしれない。イングランドがいる“山”は、強豪と呼べるチームが決して多くなく、コロンビアを叩いて勢いに乗れば、ベスト4だけでなく決勝戦も見えてくるはずだ。また、チュニジア戦で負傷したデレ・アリが先発に戻ってくると予想されている。
■予想
イギリスメディア『スカイスポーツ』は、コメンテーターの予想を紹介。メルセ氏、チャーリー氏ともにインランドの勝利を確信した。
メルセ氏「コロンビアの試合を見たが、イングランドにとって脅威ではない。セットプレーでのゴールが目立つが、それはイングランドも同じだ。J・ロドリゲスが出られなければ、コロンビアは攻め手に欠ける。ベスト4進出は固いはずだ」
●予想:コロンビア 0-2 イングランド
チャーリー氏「J・ロドリゲスが出場しなければ試合をコントロールできるかもしれないが、それでも油断してはいけない。決勝戦までの道のりは険しくなるはずだ。互いに一歩も譲らずに、90分で終わるとは思わない。延長戦で決着がつくだろう。彼らより1日多く休んでいることが、イングランドに取って有利に働くと思う」
●予想:コロンビア 1-1 イングランド
(延長戦でイングランドが勝利)
■過去の対戦成績
イングランド:3勝
引き分け:2回
1970年5月20日(親善試合)
コロンビア 0-4 イングランド
▼得点者
【イ】マーティン・ピーターズ(3分、43分)、ボビー・チャールトン(56分)、アラン・ボール(88分)
1988年5月24日(親善試合)
コロンビア 1-1 イングランド
▼得点者
【コ】アンドレス・エスコバル(66分)
【イ】ガリー・リネカー(22分)
1995年9月6日(親善試合)
コロンビア 0-0 イングランド
1998年6月26日(W杯)
コロンビア 0-2 イングランド
▼得点者
【イ】ダレン・アンダートン(20分)、デイヴィッド・ベッカム(29分)
2005年5月31日(親善試合)
コロンビア 2-3 イングランド
▼得点者
【コ】マリオ・ジェペス(45分)、ファン・ラミレス(45分)
【イ】マイケル・オーウェン(36分、42分、58分)
By サッカーキング編集部
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