アルゼンチンを率いてW杯に挑んだホルヘ・サンパオリ監督 [写真]=Getty Images
アルゼンチンサッカー連盟(AFA)が同代表の指揮を執るホルヘ・サンパオリ監督を事実上の解任をする方向で交渉進めているようだ。アルゼンチン紙『Diario Ole』が14日に伝えている。
アルゼンチン代表はロシアW杯でグループDに入り、アイスランド代表、クロアチア代表、ナイジェリア代表と対戦。苦戦を強いられながらも決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント初戦では、フランス代表と対戦。激しい打ち合いの結果敗れてしまい、ベスト16でW杯を終えている。
AFAはベスト16でW杯を終わったことに不満を示し同監督を退任させる方向で話進めたいようだ。しかし、問題となっているのが“お金”。
2019年のコパ・アメリカまでサンパオリ監督と契約を締結していたAFAが同氏の解任に踏み切るためには、多額の契約解除金が必要とされていた。
そこでAFAはサンパオリ監督の弁護士と交渉。契約満了時に200万ドル(約2億2500万円)を支払う予定だったところを、このタイミングでサンパオリ監督が退任を選ぶと400万ドル(約5億5000万円)支払うという条件を提示したようだ。
AFAは相互合意の上でサンパオリ監督を退任(事実上の解任)させる可能性が高いという。
By サッカーキング編集部
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