フランスが20年ぶり2度目のワールドカップ制覇 [写真]=FIFA/FIFA via Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア決勝が15日に行われ、フランス代表とクロアチア代表が対戦した。
ついにファイナルを迎えたロシアW杯。20年ぶりの大会制覇を狙うフランスはMFポール・ポグバやFWアントワーヌ・グリーズマン、FWキリアン・ムバッペらが、初優勝を狙うクロアチアはMFルカ・モドリッチ、MFイヴァン・ラキティッチ、FWマリオ・マンジュキッチらが先発に名を連ねた。
立ち上がり10分はクロアチアがやや優勢に試合を進めたが、15分を過ぎると徐々にフランスがペースを握る。すると18分、ペナルティエリア手前右でFKを得たフランスは、キッカーのグリーズマンがゴール前へクロスを供給。クロアチアのマンジュキッチがヘディングしたボールがゴールへ吸い込まれ、オウンゴールでフランスが先制した。
不運な形で先制を許したクロアチアだが、すぐに試合を振り出しに戻す。28分、敵陣でのFKをうまく繋ぐと、エリア内中央で受けたイヴァン・ペリシッチが絶妙なコントロールでDFをかわして左足一閃。強烈なシュートがゴール右下に突き刺さった。
しかし、フランスが前半のうちに再びリードを得る。36分、右CKからのクロスボールがエリア内でクロアチア選手の手に当たると、ビデオの映像を確認した主審がPKの判定を下す。38分、グリーズマンがこのPKを冷静にゴール左下に決め、スコアは2-1となった。
後半に入り59分、フランスは長いスルーパスで右サイドの裏に抜け出したムバッペが中央へ折り返すと、グリーズマンが落としたボールをポグバが右足ダイレクトで狙う。ここはDFにブロックされたが、こぼれ球をポグバが左足でゴール左に流し込み、フランスのリードが2点に広がった。
勢いに乗るフランスは65分、エリア手前中央でパスを受けたムバッペがワントラップから右足を振り抜く。低い弾道の強烈なシュートがゴール左下に突き刺さり、4点目が決まった。
苦しくなったクロアチアは69分、マンジュキッチが相手GKウーゴ・ロリスのパスをカットすると、このボールがそのままゴールへ転がり込み、2点差に詰め寄った。
終盤はクロアチアが同点を目指して押し込んだが、フランスが集中した守備で対応し、試合はこのまま4-2でタイムアップ。フランスが1998年以来20年ぶりとなるワールドカップ制覇を果たした。
【得点者】
1-0 18分 オウンゴール(マリオ・マンジュキッチ)(フランス)
1-1 28分 イヴァン・ペリシッチ(クロアチア)
2-1 38分 アントワーヌ・グリーズマン(PK)(フランス)
3-1 59分 ポール・ポグバ(フランス)
4-1 65分 キリアン・ムバッペ(フランス)
4-2 69分 マリオ・マンジュキッチ(クロアチア)
By サッカーキング編集部
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