W杯決勝の舞台に乱入した「プッシー・ライオット」 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・決勝が15日に行われ、クロアチア代表を4-2で下したフランス代表が、20年ぶり2度目の優勝を果たした。この試合では、51分頃に観客がピッチに乱入。スタジアムは騒然となったが、あるバンドグループが“犯行声明”を出している。
決勝の舞台で騒動を巻き起こしたのは、ロシア出身の女性ロックバンド「プッシー・ライオット」。過去にはウラジミール・プーチン大統領の再選に対する抗議活動としてロシアの大聖堂で無許可のゲリラライブを行うなど、過激な反体制活動を行ってきた。
今回のピッチ乱入もその一環だった模様で、同バンドは公式ツイッターに「全ての政治犯を解放せよ」、「集会での不当な逮捕をやめろ」などと記した画像を投稿。プーチン政権に要求を突き付けている。
NEWS FLASH! Just a few minutes ago four Pussy Riot members performed in the FIFA World Cup final match — ”Policeman enters the Game”https://t.co/3jUi5rC8hh pic.twitter.com/W8Up9TTKMA
— 𝖕𝖚𝖘𝖘𝖞 𝖗𝖎𝖔𝖙💦 (@pussyrrriot) July 15, 2018
なお、そのプーチン大統領は決勝をスタンドで観戦していた。決勝の舞台を台無しにする行為には、開催国のトップとしても心中穏やかではなかっただろう。
By サッカーキング編集部
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