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全64試合を観たサッカーキング編集部が厳選! ロシアW杯ベストイレブン

2018.07.19

 フランス代表の優勝で幕を閉じた2018 FIFAワールドカップ ロシア。大会終了後には各国メディアがそれぞれベストイレブンを発表しており、サッカーファンの中でも自分なりのベストイレブンを選んでみた、という方が多いのではないだろうか。そこで、サッカーキング編集部でも今大会で印象的な活躍を披露した選手11名を厳選。「編集部が選んだベストイレブン」として発表する。

■GK
ティボー・クルトワ/ベルギー
数々の好セーブでベルギー代表を支え、ゴールデングローブ賞に輝いたクルトワ。セービングはもちろん、カウンターの起点になったことも高い評価に繋がった。「日本はよく、この男から2ゴールを奪ったな」という声も聞こえるほど素晴らしい活躍だった。

■DF
ハリー・マグワイア/イングランド
守備での存在感に加え、イングランド代表の武器となったセットプレーで圧倒的な強さを発揮。準々決勝のスウェーデン戦では決勝ゴールを挙げて28年ぶりのベスト4進出に導いた。

ラファエル・ヴァラン/フランス
DFでは最多の票を獲得。守備範囲が広く、高さとスピードでも違いを見せつけた。ウルグアイ代表との準決勝では堅守を誇る相手から値千金のゴールをマークし、決勝でもディフェンスラインを統率。間違いなく優勝に大きく貢献した一人だ。

ディエゴ・ゴディン/ウルグアイ
守備陣の統率、空中戦の強さだけでなく、ビルドアップの場面でも存在感を発揮。彼を中心に堅守を誇ったウルグアイは、優勝したフランスを十分に苦しめていた。

■MF
エンゴロ・カンテ/フランス
「カンテがいるからフランスの攻撃が成り立つ」という意見も多く、持ち前の圧倒的な運動量でチームを支え続けた。決勝では途中交代で悔しさも味わったはずだが、「間違いなくフランス優勝の原動力」となった。

ルカ・モドリッチ/クロアチア
圧巻の活躍で大会MVPに輝いたモドリッチ。毎試合、ハイレベルのパフォーマンスを維持し続けたその姿に「最もチームを勝たせる働きをした選手」と称賛の声が寄せられた。悲願の初優勝は逃したが、バロンドールに手が届くかもしれない……。

ポール・ポグバ/フランス
本来は攻撃で最大の持ち味を発揮するポグバだが、今大会は守備面でも大きく貢献。その献身的なプレーが報われたのか、決勝では鮮やかなシュートを決めて世界一へ導くスコアラーとなった。

ケヴィン・デ・ブライネ/ベルギー
高い位置でボールを持てば常に相手に脅威を与え、ブラジル代表戦では完璧なシュートを突き刺した。アザールやロメル・ルカクも驚異的だったが、「ベルギーはデ・ブライネのチーム」という声が多く集まった。

■FW
エデン・アザール/ベルギー
試合を重ねる毎に凄みを増していった。得意のドリブルだけでなく、運動量、試合の流れを読んだプレーなども素晴らしく、「一人で試合を決められる選手」だということを強く印象づけた。

キリアン・ムバッペ/フランス
19歳の若さで10番を背負うという計り知れないほどのプレッシャーの中でも平然とプレー。自慢のスピードを遺憾なく発揮しつつ、シンプルにプレーする場面とドリブルを仕掛ける場面をうまく使い分けているのが印象的だった。クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシの後を継ぐ選手だと決めつけるのは時期尚早だが、二人が手にしたことのないW杯のタイトルを獲得したのは紛れもない事実だ。

アントワーヌ・グリーズマン/フランス
エースとしての活躍を期待されながら、守備でも献身的に動き、若き10番ムバッペをしっかりとサポート。その中で4ゴール2アシストという数字も残す見事な活躍ぶりだった。

■監督
ディディエ・デシャン/フランス
史上3人目となる選手&監督としてのW杯制覇を達成。タレント軍団をまとめ上げた手腕は素晴らしく、得点のないオリヴィエ・ジルーを起用し続け、決勝ではチームの心臓であるカンテを思い切って交代させるなど、采配も見事だった。

By サッカーキング編集部

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