逆転勝利でU20W杯を制したのはウクライナ [写真]=Getty Images
FIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019の決勝が15日に行われ、U-20ウクライナ代表とU-20韓国代表が対戦した。
初の決勝進出となった両国の対戦となったが、試合はいきなり動く。ペナルティエリア付近で選手が倒された韓国は、VARでの確認でPKを獲得。イ・カンインが決めて、早々に先制する。
いきなりビハインドとなってしまったウクライナだが、その後はゲームを支配。韓国を押し込むと34分、ゴール正面浅い位置で獲得したFKから、ゴール前での混戦となり、最後はヴラディスラヴ・スプリアハが押し込んで同点とする。
後半に入ってからもチャンスを作るウクライナは52分、右サイドからエフィム・コノプリヤがドリブルで仕掛けると、後ろからDFが突いたボールがスプリアハの下に。エリア内から冷静に左へ流し込み、逆転に成功した。
韓国は高さを生かして反撃を試みるが、89分にはカウンターからヘオルヒーイ・ツィタイシュヴィリが試合を決める3点目を獲得。2大会ぶり4度目の出場となったウクライナが、初の優勝を飾った。アジア勢としては1999年大会の日本以来となる決勝となった韓国だったが、アジア初の優勝とはならなかった。
【スコア】
U-20ウクライナ代表 3-1 U-20韓国代表
【得点者】
0-1 5分 イ・カンイン(PK)(韓国)
1-1 34分 ヴラディスラヴ・スプリアハ(ウクライナ)
2-1 52分 ヴラディスラヴ・スプリアハ(ウクライナ)
3-1 89分 ヘオルヒーイ・ツィタイシュヴィリ(ウクライナ)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト