世界アンチ・ドーピング機構はロシアの4年間の主要大会の出場を禁止した [写真]=Getty Images
世界アンチ・ドーピング機構(WADA)はロシアに対して、4年間の主要スポーツ大会の出場を禁止した。9日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
この処分は9日にスイスのローザンヌで行われたWADAの常任理事会にて全会一致で決定された。ロシアのアンチ・ドーピング機構はこの処分に対して21日以内に控訴することができ、その場合はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に処分の決定が委ねられる。
なお、ロシアが出場を禁止される大会として、2020年の東京オリンピックや2022年にカタールで開催されるFIFAワールドカップ(W杯)などが含まれている。一方、欧州サッカー連盟(UEFA)はアンチ・ドーピング違反に関する規定で“主要なイベント組織”として定義されていないため、EUROなどUEFA主催の大会には出場可能となっている。
By サッカーキング編集部
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