オランダがラトビアに勝利した [写真]=Getty Images
カタール・ワールドカップ欧州予選のグループG第2節が27日に行われ、オランダ代表とラトビア代表が対戦した。
初戦のトルコ戦で2-4で敗れ、黒星スタートとなったオランダと、同じく初戦でモンテネグロに1-2で敗れたラトビアの一戦。両チームにとって今大会初勝利のかかる試合となった。
ホームのオランダは6分に決定機を迎える。ジョルジニオ・ワイナルドゥムが右サイドからクロスを上げると、ファーサイドでルーク・デ・ヨングがヘディングで折り返す。これにデイヴィ・クラーセンが詰めるが、相手ディフェンダーにカットされた。
オランダは16分、左サイドからカットインしたメンフィス・デパイがエリア手前のスティーヴン・ベルフハイスに送り、これを左足でダイレクトシュート。しかし、ボールはわずかにゴール左に外れる。主導権を握るオランダは28分にも決定機。右サイドからデンゼル・ダンフリースがヘディングで折り返すと、最後はクラーセンがヘディングで強烈なシュートを放つ。しかし、これはクロスバーを直撃した。
ラトビアは29分、右サイドのクロスからエリア内左で受けたライヴィス・ジュルコブスキスがフリーで右足でシュートを放つが、枠を捉えることはできない。
オランダは32分、ついに試合を動かす。中盤でボールを受けたフレンキー・デ・ヨングがスピードのあるドリブルで縦に運び、エリア手前のクラーセンを経由して右サイドのベルフハイスに渡る。カットインから左足を振り抜くと、鮮やかなミドルシュートがゴール左に決まった。
1点リードで後半へ折り返したオランダは55分、右サイドのCKからルーク・デ・ヨングがヘディングで合わせると、GKがシュートをこぼし、混戦状態になる。クラーセンが詰めたが、ゴールネットを割ることはできなかった。オランダは60分、左サイドからデパイが崩して中央へ折り返す。これにワイナルドゥムが右足で合わせるが、シュートは相手ディフェンダーにブロックされた。
オランダは69分に追加点を奪う。右サイドのCKからルーク・デ・ヨングがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。オランダは77分、デパイが個人技からエリア内に侵入し、右足のキックフェイントで相手ディフェンダーを交わして左足でシュート。しかし、相手GKにセーブされる。
ラトビアは85分、エリア内左で受けたアンドレイス・シガニクスが左足でシュートを放つが、左のポストに嫌われた。試合はこのまま終了。序盤からチャンスを作り続け、終始圧倒したオランダがW杯欧州予選初勝利。ラトビアは開幕2連敗となった。
次節は30日に行われ、オランダ代表はアウェイでジブラルタル代表と、ラトビア代表はアウェイでトルコ代表と対戦する。
【スコア】
オランダ代表 2-0 ラトビア代表
【得点者】
1-0 32分 スティーヴン・ベルフハイス(オランダ代表)
2-0 69分 ルーク・デ・ヨング(オランダ代表)
By サッカーキング編集部
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