ウクライナ戦を振り返ったデシャン監督 [写真]=Getty Images
フランス代表のディディエ・デシャン監督が、引き分けに終わったウクライナ戦を終えて試合を振り返った。4日、フランス代表の公式サイトが伝えている。
フランス代表は同日、FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループD第5節で敵地に乗り込み、ウクライナ代表と対戦。FWキリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン(PSG))やMFエンゴロ・カンテ(チェルシー/イングランド)が欠場となり、FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード/スペイン)やDFラファエル・ヴァラン(マンチェスター・U/イングランド)がベンチスタートとなったフランスは、ウクライナを相手に苦戦して1-1のドローに終わった。
試合後、同監督はインタビューに応じ、ゲームプランについて以下のように話した。
「4-3-3でスタートし、前線を変更する可能性があった。しかし、システムは問題では無い。我々には必要なものが欠けていた。ウクライナはデュエルと積極性が優れていた。我々は後半4-4-2に変え、より良くなった」
「状況はこの試合の前よりも悪くはならず、必ずしも良い試合だった訳ではないが、1ポイントを得ることが出来た」
また、EURO2020グループF第2戦ハンガリー戦以降5試合連続で先制点を奪われていることについて問われると、「好ましいことではない」と語り、「特定の時間に起こっている。何とかこの傾向を変えられるよう全力を尽くす」とコメントした。
最後に、フランス代表の公式戦では史上初めて5試合連続で引き分け(EURO2020決勝トーナメント1回戦スイス戦はPK戦で敗戦。PK戦は結果に関わらず、公式記録上では引き分け扱いになる)に終わった点について訊かれると、「私は引き分けに満足するつもりはない」とコメント。さらに、「この2試合で獲得可能な6ポイント中、2ポイントしか取れていない。それは我々の野心に到達していない」と続けた。
フランス代表は次節、フィンランド代表とホームで戦う。
By サッカーキング編集部
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