バブル方式の規則を破った、アメリカ代表のマッケニー [写真]=Getty Images
アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(ユヴェントス/イタリア)が、代表活動期間中に新型コロナウイルス感染対策として設けられたバブル方式の規則を二度にわたって破り、同国代表で2試合の出場停止処分を受けることになった。7日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。
FIFAワールドカップカタール2022北中米カリブ海予選を戦うアメリカ代表に招集されていたマッケニーは、3日に行われたグループ1第1節のエルサルバドル戦(△ 0-0)に先発フル出場。しかし、代表活動期間中にバブル方式の規則を無視して代表チームの宿舎ではない場所で一晩を過ごしたほか、別日には許可されていない知人を宿舎へと招き入れたことが発覚した。この規則違反を受け、マッケニーは1-1で引き分けた6日のカナダ代表戦と、9日に控えているホンジュラス代表戦で出場停止となり、すでにトリノの自宅へと戻っている模様だ。
アメリカ代表を率いるグレッグ・バーホルター監督は、将来的にマッケニーを代表に呼び戻すことを明言しつつも「彼はルールを破った。現時点ではそこまでしか言えない。簡単な決断ではなかったが、チームのために決断した」とコメント。また「これはチーム内の問題であり、本来であれば外部に漏らすのは不適切。私と選手の間にとどめておくべき事柄だ」とも話した。
なお、マッケニーはイタリアで夜間外出禁止令が出されていた2021年4月にも自宅でパーティーを開催し、所属クラブのユヴェントスから謹慎処分を受けている。
By サッカーキング編集部
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