決勝ゴールを決めたミュラー [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループJ第7節が8日に行われ、ドイツ代表とルーマニア代表が対戦した。
ティモ・ヴェルナー、レロイ・サネ、ジョシュア・キミッヒらがスタメンに名を連ねたドイツは、7分にヴェルナーが倒されてPKを獲得するも、これはVARの末に取り消しとなる。すると直後の9分、右サイドからドリブルで割って入ったヤニス・ハジにゴールを決められ、ルーマニアに先制を許した。
その後はドイツがルーマニアを攻め立てる展開となるも、あと一歩のところで得点には及ばず、ドイツは1点ビハインドのまま後半へ。迎えた52分、マルコ・ロイスの落としを受けたセルジュ・ニャブリがエリア外から右足を振り抜くと、強烈なシュートはサイドネットを揺らし、ドイツにとって待望の同点弾が決まった。
試合を振り出しに戻したドイツは、勝ち越しに向けてさらに攻撃の圧力を強め、チャンスを立て続けに創出。そして81分にCKを獲得すると、ニアでレオン・ゴレツカが逸らしたボールをファーで途中出場のトーマス・ミュラーが押し込み、ついにリードを奪った。
このまま試合は終了。ドイツは2-1でルーマニアに逆転勝利し、勝ち点を「18」に伸ばした。
次節、ドイツは12日に2位の北マケドニアと対戦。この直接対決に勝利し、かつ3位のアルメニアがルーマニアとの対戦で勝ち点3を逃した場合、ドイツの本大会出場が早くも決定することとなる。
【スコア】
ドイツ代表 2-1 ルーマニア代表
【得点者】
0-1 9分 ヤニス・ハジ(ルーマニア代表)
1-1 52分 セルジュ・ニャブリ(ドイツ代表)
2-1 81分 トーマス・ミュラー(ドイツ代表)
By サッカーキング編集部
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