同点弾を決めたDFジョン・ストーンズ [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループI第8節が12日に行われ、イングランド代表とハンガリー代表が対戦した。
イングランドはここまで6勝1分と無敗を維持。FWハリー・ケイン、FWラヒーム・スターリング、FWジャック・グリーリッシュの3トップに加え、MFフィル・フォーデンやMFデクラン・ライスらが先発に起用された。一方、EURO2020でフランス代表やドイツ代表と引き分けるなど”死の組”でダークホースの存在となったハンガリー代表。欧州予選ではここまで3勝1分3敗で4位となっている。
試合は立ち上がりからイングランドがボールを支配。すると24分に試合が動く。ハンガリーのMFサボルチ・ショーンが右サイドからゴール前にクロスを上げる。ルーク・ショーがボールをクリアすると、ショーの振り上げた足がロイク・ネゴの顔に当たる。これがエリア内だったと判定され、ハンガリーにペナルティキック(PK)が与えられる。
PKのキッカーを務めたロランド・サライは、GKの逆をつく左にシュートに放ち、ゴールネットを揺らした。ハンガリーが先制に成功する。
追いつきたいイングランドは37分、右サイドでグリーリッシュが倒されてフリーキックを獲得。キッカーのフォーデンがクロスを上げると、ジョン・ストーンズがファーで合わせ、ゴール左に押し込んだ。イングランドが同点に追いつく。前半は1-1で終わり、後半に入る。
イングランドは62分に右コーナーキックを得ると、フォーデンがクロスを供給。これをストーンズが頭で合わせる。同点場面と同じ形での得点かと思われたが、ボールはわずかに左へそれる。
ハンガリーは84分、ブカヨ・サカからナジ・ジョルトがボールを奪い、こぼれ球を拾ったフィリプ・ホレンデルがペナルティエリア左に入り、シュートまで運ぶ。しかし、枠の上に飛ぶ。
このまま試合は終了し、ハンガリーは枠内シュート1本のみに留まった。イングランドとハンガリーの一戦は1-1の引き分けに終わった。次節、イングランドは11月12日にアルバニア代表と対戦し、ハンガリーはサンマリノ代表と対戦する。
【スコア】
イングランド代表 1-1 ハンガリー代表
【得点者】
24分 ロランド・サライ/PK(ハンガリー代表)
37分 ジョン・ストーンズ(イングランド代表)
By サッカーキング編集部
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