デンマーク代表が2大会連続6回目のW杯本戦出場を決めた [写真]=FrontZoneSport via Getty Images
デンマーク代表がFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022の出場権を獲得した。
デンマーク代表は12日、W杯欧州予選グループF第8節でオーストリア代表と対戦。締まった展開の試合は53分、アタランタに所属するDFヨアキム・メーレが右足でGKの逆を突いて決め、先制点を守り切ったデンマークが1-0で勝利を収めた。
デンマークはこの試合を勝利で飾り、予選8試合で全勝。27得点無失点で堂々首位に立って2大会連続6回目のワールドカップ本戦出場を決めた。ヨーロッパでワールドカップ本戦出場を決めたのはドイツ代表に続いて2カ国目となる。
試合後、決勝点を決めたメーレは「とても意味のあること。パルケン(デンマークのスタジアム)で久しぶりに最高の夜だね。驚くべきことだ」と歓喜のコメント。「今日は最も美しいサッカーではなかったけれど、幸運にも両チームとも良いプレーはできなかった。一番重要なことは僕たちが勝ってワールドカップへのチケットを手に入れたということだよ」と続けている。
また、トッテナムに所属するMFピエール・エミール・ホイビュルクは「こんなことは夢のまた夢。クレイジーだ」と喜びを爆発させた。さらに「僕にとっても、チームにとっても、デンマークのサッカー界にとっても、そしてデンマークにとっても大きなことだよ」と続けた一方で、「僕たちの年齢とクオリティで、成長し続けるだろうね。謙虚さを忘れず、正しいところに心を置くことが重要だよ」と述べ、謙虚な姿勢は忘れていないようだ。
デンマーク代表は7月に行われたEURO2020でも大いに躍進し、ベスト4に進出。その勢いのまま欧州予選でも堅実な戦いを見せていた。
By サッカーキング編集部
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