スペイン代表はPKで獲得した先制点を守り切って首位に浮上しました [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022欧州予選グループB第9節が11日に行われ、ギリシャ代表とスペイン代表が対戦した。
スペイン代表はグループBで首位スウェーデン代表に続く2位。しかし、直前に行われたスウェーデン代表対ジョージア代表の一戦で、スウェーデンが完封負けを喫したため、この試合で勝てば首位浮上のチャンスとなった。
ギリシャは21分、粘り強くボールをキープするとカウンターを展開。ヨルゴス・マスーラスがスルーパスに反応し独走するとGKとの1対1を制しゴールネットを揺らす。しかしわずかにオフサイドラインを越えておりゴールは認められなかった。
するとエリア内の混戦でスペインは24分にPKを獲得。キッカーを務めたのはパブロ・サラビアで、これをGKとの逆を突いて決めて先制に成功した。
スペイン代表は36分にもアルバロ・モラタがDFをはがして左サイドを強引に駆け上がるとそのまま左足でシュート。しかしGKの好セーブが追加点のチャンスを阻む。
ギリシャは79分、フリーキックを獲得するとコスタス・ツィミカスがエリア内に放り込む。これをゲオルギオス・ツァベラスが頭で合わせるがミートせず枠を捕えることはできなかった。
試合はそのまま終了し、スペイン代表が1-0で勝利。スペインは勝ち点を16に積み上げ首位に浮上し、最終節で勝ち点15の2位スウェーデンをホームに迎えて直接対決に臨む。一方のギリシャ代表はこの敗戦で3位以下が確定し、W杯出場の夢破れる結果となった。
【得点者】
0-1 26分 パブロ・サラビア(PK/スペイン代表)
By サッカーキング編集部
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