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イタリアとスイスの首位攻防戦はドロー…本戦出場権争いは最終節に持ち越し

2021.11.13

スイス代表に追いついたイタリア代表 [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループC第9節が12日に行われ、イタリア代表とスイス代表が対戦した。

 イタリアとスイスはそれぞれ6試合消化して勝ち点「14」で並び、得失点差でイタリアが首位となっている。

 試合は11分、スイスが先制する。ノア・オカフォーが左サイドを上がると、中央に走りこんできたジルヴァン・ヴィドマーにパス。ヴィドマーはフリーの状態からシュートを放つと、ボールはゴール左に決まり、スイスが先制した。

 追いつきたいイタリアは22分、エメルソン・パルミエリがエリア左から中央のジョルジーニョに折り返す。ジョルジーニョは右足を振り抜くがボールは相手DFに弾かれる。こぼれた先のニコロ・バレッラがゴール前でシュートするが、GKヤン・ゾマーがセーブ。

 イタリアは35分、左サイドでフリーキックを獲得する。キッカーのロレンツォ・インシーニェがクロスを入れると、ジョバンニ・ディ・ロレンツォが頭で流し込み、イタリアが同点に追いついた。

 前半を1-1で折り返し、後半に入る。76分にイタリアが左コーナーキックを得ると、ショートコーナーの流れでインシーニェがエリア左手前から右足を振り抜く。しかし、このシュートはGKに阻まれる。

 イタリアは84分、ドメニコ・ベラルディのパスを貰ったフェデリコ・キエーザが相手DFの間からシュートを放つが、枠を捉えられない。

 すると85分、ベラルディがエリア内でマリオ・ガヴラノヴィッチに倒される。VAR判定の結果、88分にイタリアにPKが与えられる。しかし、PKのキッカーを務めたジョルジーニョのシュートは枠の外に飛び、絶好のチャンスをものにできない。

 このまま試合は終了して、首位攻防戦は1-1の引き分けに終わった。次節が最終節となり、イタリアは北アイルランド代表と、スイスはブルガリア代表と対戦する。最終節の結果により、本戦に出場できる首位国と、プレーオフに参加する2位の国が決まる。

【スコア】
イタリア 1-1 スイス

【得点者】
0-1 11分 ジルヴァン・ヴィドマー(スイス)
1-1 35分 ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(イタリア)

By サッカーキング編集部

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