スイス代表がW杯本大会出場決定 [写真]=DeFodi Images via Getty Images
FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022欧州予選グループC第10節が15日に行われ、スイス代表とブルガリア代表が対戦した。
グループCは首位イタリア代表と2位スイス代表が勝ち点15で並んでおり、最終節ではそれぞれ北アイルランド代表、ブルガリア代表と対戦する。スイス代表は、イタリアの結果次第で本戦出場を決めることとなる。
前半からブルガリアゴールに迫るスイス代表だが、なかなかゴールを割ることができない。45分にはノア・オカフォーのシュートがポストを叩くが先制点には至らない。
それでも47分、エリア内でのパス回しからジェルダン・シャチリが丁寧なクロスを上げると、オカフォーが頭で合わせて先制に成功した。
さらにスイス代表は54分、シャチリのシュートがバーを叩く。それでも57分、スイス代表はルベン・バルガスの強烈なシュートがゴールネットを揺らして点差を広げた。
スイス代表は64分、マリオ・ガヴラノヴィッチが後ろからの浮き球に反応してゴールネットを揺らすがオフサイドの判定。それでも72分にレナト・ステファンとのパス交換からセドリック・イッテンがファーに流し込んで3点目を挙げている。
90+1分のスイス代表は、シャリチのクロスをレモ・フロイラーが巧みなコントロールからボレーシュートで決めてトドメの4点目。
試合はそのまま終了し、スイス代表がホームでブルガリア代表を4-0で下した。また、同時刻に行われていたイタリア代表が北アイルランド代表と引き分けたため、スイス代表の首位通過が決定。最後まで続いた熾烈な首位攻防を制し、スイス代表がワールドカップ本大会への切符を手にした。
【得点者】
1-0 47分 ノア・オカフォー(スイス代表)
2-0 54分 ルベン・バルガス(スイス代表)
3-0 72分 セドリック・イッテン(スイス代表)
4-0 90+1分 レモ・フロイラー(スイス代表)
By サッカーキング編集部
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