ウクライナ代表のジンチェンコ [写真]=Getty Images
ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・C)が、FIFAワールドカップカタール2022出場を逃した悔しさを口にした。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・パスAのプレーオフ決勝が5日に行われ、ウクライナ代表はウェールズ代表と対戦。34分、ギャレス・ベイルの直接FKをアンドリー・ヤルモレンコが頭でクリアしようとしたものの、これがそのままネットを揺らし、痛恨のオウンゴールを献上。相手GKウェイン・ヘネシーの活躍もあり、最後まで得点を奪えなかったウクライナは0-1で敗れ、W杯出場権を逃した。
フル出場したジンチェンコは試合後、「今日、僕たちみんながすべてを捧げた。ピッチにはすべてを置いてきた。ウェールズのGKは素晴らしかった。彼は間違いなくマン・オブ・ザ・マッチだ。一般的に言って、僕たちは負けるのに値しなかったと思うが、これはサッカーで起こり得ることだ」と振り返り、次のように続けた。
「サッカーは感情に関するものだ。僕たちのファンには素晴らしい感情をもたらすこともできるが、残念ながら僕たちが望んでいた結果を手にすることはできなかった。誰もが戦い続ける必要があり、サッカー選手としては自分たちの国をできる限り代表する必要がある」
「誰もが平和に暮らす必要があり、僕たちは一緒に戦争を止める必要がある。今日はウクライナだが、明日のことは誰もわからない。みんなで一緒にならなければならない。ファンたちには申し訳なく思っている。ウェールズのワールドカップでの活躍を願っている」
By サッカーキング編集部
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