負傷したチルウェル [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するイングランド代表DFベン・チルウェルに、FIFAワールドカップカタール2022欠場の可能性が浮上したようだ。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
チルウェルは2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節のディナモ・ザグレブ戦に先発出場すると、2-1で迎えた90+3分にドリブルしようと走り出した瞬間に左足のハムストリングを負傷。そのままピッチに戻ることはできず、試合はタイムアップを迎えていた。
試合終了後には松葉杖をついてスタジアムを後にする様子も明らかになっているチルウェル。この負傷の影響で11月21日にイングランド代表での初戦を迎えるFIFAワールドカップカタール2022に参加できない可能性が浮上している。
チルウェルのW杯出場は懸念事項かと聞かれたチェルシーのグレアム・ポッター監督は試合後、「そういうべきだと思う。もちろん、それ以上のことは言いたくはないが、選手があのように感じた時は、決してポジティブなことはない」と語り、次のように続けた。
「あれがなければポジティブな夜だったが、これは私たちにとって大きな痛手だ。彼があのようになるのを見るのは素晴らしい光景ではない。現時点では指を折って祈るしかない。これから検査をすることになるが、現時点ではポジティブに見えない」
昨シーズンはひざを負傷した影響で長期離脱を余儀なくされていたチルウェル。復活を果たした今季はここまで公式戦14試合に出場し、1ゴール2アシストを記録していたが、再び戦列を離れることになりそうだ。
By サッカーキング編集部
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