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スペイン代表MFコケ、日本代表を警戒「組織化されたチーム」…”2位狙い”の噂は否定

2022.11.30

スペイン代表に招集されているMFコケ [写真]=Getty Images

 スペイン代表MFコケ(アトレティコ・マドリード)が、FIFAワールドカップカタール2022・グループE最終節の日本代表戦に向けた意気込みを語った。29日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 今回のカタール大会で、3大会ぶり2度目のW杯制覇を目指しているスペイン代表。コスタリカ代表との初戦に7-0で大勝し、第2節ではドイツ代表と1-1の引き分け。ここまで1勝1分の勝ち点「4」でグループEの首位に付けており、最終節の日本戦に勝利すれば無条件でグループ首位通過、引き分けた場合でも決勝トーナメント進出を決めることが可能となっている。

 国内屈指の強豪アトレティコ・マドリードで主将を務めているコケは現在のチーム状況について「すべての試合に勝ちたいと思っていたが、それを達成することはできなかった。しかし、強豪を圧倒することはできたと感じているよ。チームは意欲とエネルギーに満ち溢れている。上手く行っているし、これからも今まで通りやっていきたい」とコメント。最終節で激突する日本代表の印象については次のように語った。

「ドイツ代表との初戦を見て、とてもよく動き、そして組織化されているチームだと感じたよ。後方に多くの人数を集めている時でも、エネルギーを持って前方に出てくる。我々とドイツ代表は似ているので、似たような試合展開になると思っているよ。そして、クボ(久保建英)のことは誰もが知っている。彼らはチームの信念と共に死ぬことができる集団だ。それこそが日本代表の強みと言えるだろう」

 一部では、準々決勝でのブラジル代表との対戦を避けるため、グループE最終節であえて勝利せず、意図して2位通過を狙うのではないかとも噂されているスペイン代表コケはこうした噂について次のように言及している。

「僕たちは誰も恐れてはいない。すべての代表チームをリスペクトしているよ。まずは日本代表に勝利しなくてはならないので、準々決勝のことは考えていない。僕たちのアイデアは目の前の試合に勝利し、次にどこがやってくるのかを見ることだ。もし、準々決勝でブラジル代表と対戦することになるのであれば、最高の準備をして臨みたい。全ての試合に勝つという考えは変わらないよ」

By サッカーキング編集部

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