フランス代表の歴代最多タイの出場記録に並んだロリス [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が4日に行われ、フランス代表がポーランド代表を3-1で下した。同試合でキャプテンマークを巻き、ゴールマウスを守ったGKウーゴ・ロリス(トッテナム/イングランド)が、同国代表としての公式戦出場試合数が歴代最多タイとなった。
史上3カ国目のワールドカップ連覇を目指すフランス代表は、ポーランド代表との一戦でも自慢の攻撃力が爆発。前半終了間際にFWオリヴィエ・ジルー(ミラン/イタリア)のゴールで先手を取ると、後半には“エース”のFWキリアン・エンバペが2ゴールをマーク。試合終盤には自陣ペナルティエリア内でのハンドが確認され、ポーランド代表にPKが与えられた。1度はロリスがFWロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ/スペイン)のシュートをキャッチしたものの、ロリスの足がゴールラインを離れていたこと、キッカーがボールを蹴る前にフランス代表の選手がペナルティエリア内に入っていたことから、PKがやり直しに。今度はしっかり決められてしまったが、最終的には3-1で白星を飾り、3大会連続となる準々決勝に駒を進めた。
この試合で、ロリスはフランス代表としての通算出場試合数が「142」に到達。かつてフランス代表の最終ラインを支えたリリアン・テュラム氏と並び、フランス代表として歴代最多タイの出場試合数となった。
また、今大会が自身にとって4度目のワールドカップとなっているロリスは、ポーランド代表との一戦で、ワールドカップの出場試合数が「17」となった。これはかつて“レ・ブルー”で初のワールドカップ制覇を成し遂げたファビアン・バルテズ氏、ティエリ・アンリ氏に並ぶ数字。準々決勝に出場すれば、フランス代表の歴代最多出場記録を更新するだけでなく、最もワールドカップのピッチに立ったフランス代表の選手となる
3大会連続の準々決勝進出を決めたフランス代表は、準々決勝でイングランド代表vsセネガル代表の勝者と対戦する。試合は10日の日本時間28:00(11日の4:00)にキックオフ予定だ。
By サッカーキング編集部
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