クロアチア代表の守護神リヴァコヴィッチ [写真]=FIFA via Getty Images
バイエルンは、ディナモ・ザグレブに所属するクロアチア代表GKドミニク・リヴァコヴィッチの獲得に関心を示しているようだ。11日、移籍市場に精通するイタリア人記者ニコロ・スキーラ氏が自身のTwitterで報じた。
バイエルンではドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが絶対的な守護神として君臨している。しかし、同選手はオフ中に下腿部骨折の大けがを負い、9日に手術を実施。今シーズン中の復帰は絶望的となった。
スキーラ記者によると、バイエルンはモナコに期限付き移籍中のドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルを呼び戻すことを計画している模様。一方で、FIFAワールドカップカタール2022で大活躍しているリヴァコヴィッチに関する情報も集めているようだ。
また、ドイツ紙『ビルト』でバイエルンを担当するクリスティアン・ファルク記者は、ニューベルの呼び戻しが第一オプションだとしつつ、モナコとの契約にはバイエルンが一方的に呼び戻せる条項がないことを報じている。なお、リヴァコヴィッチに関しては、「“現時点で”移籍に関する話し合いは行われていない」とファルク記者は付け加えた。
現在27歳のリヴァコヴィッチは、2016-17シーズンからディナモ・ザグレブでプレーしている。これまで公式戦通算262試合に出場し、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなど国際舞台での経験も豊富だ。クロアチア代表アンダー世代でも正GKとして活躍し、2017年1月にA代表デビュー。2018年のロシアW杯はダニエル・スバシッチの控えで出番は訪れなかった。
スバシッチの代表引退後からゴールマウスに立ち、カタールW杯ではここまで全5試合に出場中。決勝トーナメントの日本代表戦とブラジル代表戦では好セーブを連発し、2試合連続となるPK戦での勝ち上がりに貢献した。ちなみに、9日に行われたブラジル戦には、バイエルンのオリヴァー・カーンCEOも視察に訪れていた。
By サッカーキング編集部
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