クロアチア代表のGKリヴァコヴィッチ [写真]=Getty Images
バイエルンが、ディナモ・ザグレブに所属するクロアチア代表GKドミニク・リヴァコヴィッチの獲得を見送るようだ。13日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
バイエルンではドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが絶対的な守護神として君臨している。しかし、同選手はFIFAワールドカップカタール2022敗退後のオフ中に下腿部骨折の大けがを負い、9日に手術を実施。今シーズン中の復帰は絶望的となった。これにより、代役が必要となった同クラブはカタールW杯で大活躍しているリヴァコヴィッチの獲得の可能性を探っていることが報じられていた。
しかし、今回の報道によると、バイエルンはディナモ・ザグレブと会談を行なった結果、他の選手の獲得に向かうことを決めたという。バイエルンとしてはノイアーの代役として獲得する選手に高額な移籍金を支払うつもりはなく、現時点でリヴァコヴィッチは候補の一人ではあるものの、交渉は全くしていないと見られている。
カタールW杯ではここまで全6試合に出場し、決勝トーナメントの日本代表戦とブラジル代表戦では好セーブを連発し、2試合連続となるPK戦での勝ち上がりに貢献したリヴァコヴィッチ。9日に行われたブラジル戦には、バイエルンのオリヴァー・カーンCEOも視察に訪れていたことが伝えられていたが、バイエルンは同選手の獲得を一旦見送ることを決断した模様だ。
By サッカーキング編集部
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