昨年のカタールW杯でもレフェリングを担当した山下良美審判員 [写真]=Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)は9日、今年7月に開幕するFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の審判員を発表。日本からは主審として山下良美審判員、副審として坊薗真琴審判員、手代木直美審判員の合計3名が選出された。
山下主審と坊薗副審は前回の2019年のフランス大会に続き2大会連続の選出。手代木副審は2015年のカナダ大会、2019年のフランス大会に続き3大会連続での選出となっている。
FIFA審判委員会のピエルルイジ・コッリーナ委員長は審判員の選出にあたり「私たちはこれまで同様に『品質第一』を基準としており、この度選出されたオンフィールドマッチオフィシャルは、世界最高レベルのレフェリングの代表です。フランスで開催されたFIFA女子ワールドカップ2019が大成功を収めたことは、みなさんの記憶に新しいでしょう。その大成功に大きく貢献したのは高水準のレフェリングでした。FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の目的は、その成功を繰り返すことであり、審判員の優れたパフォーマンスが見られることを確信しています」とコメントしている。
今回の女子ワールドカップには、33名の主審、55名の副審、19名のビデオマッチオフィシャルが選出。主な審判員には、昨年のFIFAワールドカップカタール2022の審判員にも名を連ねたフランスのステファニー・フラパール審判員やルワンダのサリマ・ムカンサンガ審判員、ブラジルのネウザ・バック審判員、メキシコのカレン・ディアス・メディナ審判員、アメリカのキャサリン・ネスビット審判員らが名を連ねている。
FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023は7月20日に開幕。9大会連続9度目の出場となる日本女子代表”なでしこジャパン”はグループCに組み分けられており、スペイン女子代表、コスタリカ女子代表、ザンビア女子代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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