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なでしこジャパンは9位…女子W杯に参加する32カ国のユニフォームをランキング形式で紹介

2023.07.21

女子W杯での各国代表チームのユニフォーム [写真]=

 今月20日に幕を開けたFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023。22日にザンビアとの初戦を迎えるなでしこジャパン(日本女子代表)の活躍に期待が集まるなか、選手たちの華やかなプレーと共に素敵なユニフォームにも注目が寄せられている。

 サッカー情報サイト『Planet Football』が全32チームのホームユニフォームのデザインをランク付けしているので見てみよう。

■20~32位

 残念ながら今回のランキングで最下位の32位に選ばれたのは、優勝候補の本命である女子サッカー界の“絶対的女王”アメリカだ。絵画技法“ドリッピング”の要領で、白地に青の斑点を施したユニフォームは誰にでも馴染みやすい可愛いデザインに見えるが、このランキングでは「酷い。絵具が飛び跳ねたの?子供か!」と突っ込まれて最下位の評価となった。

ミーガン・ラピノー

アメリカのミーガン・ラピノー [写真]=FIFA via Getty Images

 31位も強豪国。FIFAランキング3位のフランスが31位に甘んじることになった。伝統の青を基調としたユニフォームはシンプルだが、これまでのデザインより少し淡い青だったため「洗濯で色が落ちたように見える」と酷評されて31位に留まった。

ワンディ・ルナール

フランスのワンディ・ルナール [写真]=FIFA via Getty Images

 30位は初出場のベトナム、29位はスイス、28位はコロンビア、27位は南アフリカとなった。26位には前回ベスト8のイタリアが入った。「アッズーレ(青)」というチームの愛称が物語るように伝統の青一色に身を包むわけだが、同メディアが指摘した問題はキットサプライヤーにあるようだ。これまでイタリア代表は2003年から20年間も『プーマ』社のユニフォームを使用してきたが、今年から『アディダス』社に変更。そのため、少々無理矢理な理由ではあるものの、「アディダスがイタリアのサプライヤーというのが、まだしっくりこない。何か違う気がする…」として26位の評価となった。

クリスティアナ・ジレッリ

イタリアのクリスティアナ・ジレッリ [写真]=FIFA via Getty Images

 25位は中国、24位はコスタリカ、23位はモロッコ、22位はジンバブエ、21位はハイチ、20位にはパナマが入った。

■10~19位

 19位には“オレンジ軍団”ことオランダがランクイン。お馴染みのオレンジ一色のユニフォームで、記事は「オレンジ色のユニフォームは間違いようがないし、文句も付けられない」と評価しながらも「ただ、今回のオランダ代表は間違ったオレンジを着ている。フランスのシャツと一緒に洗濯したのだろう」と淡い色調を批判されて19位に留まった。

シェリダ・スピツェ

オランダのシェリダ・スピツェ [写真]=FIFA via Getty Images

 18位はドイツ、17位スウェーデン、16位ノルウェー、15位アイルランド、14位スペイン、13位ポルトガルといった男子サッカー界でもお馴染みの代表チームが中位にランクインした。彼女たちを抑えて12位に入ったのは初出場のフィリピン。そして11位は白と水色の伝統のユニフォームに袖を通すアルゼンチンがランクインした。

クインリー・クエザダ

フィリピンのクインリー・クエザダ [写真]=FIFA via Getty Images

■トップ10

 10位のブラジルを抑えて9位にランクインしたのが、なでしこジャパンだ。ホームユニフォームは青が基調で、セカンドユニフォームはピンクと紫を合わせた鮮やかなカラー。どうやら日本代表のユニフォームは昔から評価が高いようで「日本はいつも素晴らしいユニフォームを提供してくれる。今回のユニフォームは過去最高とまではいかないものの、それでも十分にワールドクラス!」として9位に入った。

長谷川唯

日本の長谷川唯 [写真]=FIFA via Getty Images

なでしこジャパン

なでしこジャパンのセカンドユニフォーム [写真]=Getty Images

 8位には日本のライバル、韓国がランクイン。伝統の赤を基調としながらサイドにピンクのラインをあしらっており「脇の下のピンクが他と一線を画す。見事な仕事」と高評価を得た。

 7位はヨーロッパ女王にして初の女子ワールドカップ制覇を目指すイングランドだ。伝統の白地に少しネイビーをあしらったシンプルなデザインとなっている。

ローレン・ヘンプ

イングランドのローレン・ヘンプ [写真]=FIFA via Getty Images

 6位は今大会の共催国の1つ、オーストラリアだ。トップ5入りを逃したが「買い物リストに入れる価値あり」と評価された。

サム・カー

オーストラリアのサム・カー [写真]=FIFA via Getty Images

 5位はナイジェリア。鮮やかなライトグリーンが映えるユニフォームとなっている。

アシサト・オショアラ

ナイジェリアのアシサト・オショアラ [写真]=FIFA via Getty Images

 4位はデンマーク。ポップアートにインスパイアされたという今回のユニフォームは、伝統の赤に白い細かい線があしらわれたものだ。

ペルニレ・ハルダー

デンマークのペルニレ・ハルダー [写真]=FIFA via Getty Images

 3位はもう1つの共催国、ニュージーランド。ラグビーの“オールブラックス”で有名なニュージーランドはサッカーのユニフォームも黒一色。「全身黒をトップ3に入れるのは安易だが、この魅力的なユニフォームなら仕方ない。黒のユニフォームをポップにした見事なデザイン。センセーショナル」と記事も高評価を付けた。

アナリー・ロンゴ

ニュージーランドのアナリー・ロンゴ [写真]=FIFA via Getty Images

 2位は“レゲエ・ガールズ”ことジャマイカだ。「欠点がないので1位にしたいくらいだ。唯一、気になるのは女子専用ではなく男子代表と共有デザインということくらい…」という評価で2位に入った。

カディジャ・ショー

ジャマイカのカディジャ・ショー [写真]=FIFA via Getty Images

 そして栄えある1位はカナダだ。「文字通り完璧。言葉は不要。称賛するだけ」と記事も大絶賛。赤を基調としながら、国旗にあしらわれたメープルの葉っぱが陰影としてデザインされたもの。洗練された一着となっておいる。32チーム中、堂々の1位に選ばれた!

アシュリー・ローレンス

カナダのアシュリー・ローレンス [写真]=FIFA via Getty Images

 このように、『Planet Football』が独自に採点したユニフォームの勝負ではカナダが頂点に立った。なでしこジャパンはベスト8入りを逃したが、果たして実際の大会はどんな結果になるのだろうか。遂に開幕した“4年に1度の祭典”に注目だ。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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