会見に出席したバンダとムワペ監督 [写真]=須田康暉
FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の初戦を22日に控え、なでしこジャパン(日本女子代表)と対戦するザンビア女子代表のブルース・ムワペ監督とFWバーバラ・バンダが前日会見に出席した。
東京大会でのオリンピック初出場に続き、ワールドカップ初出場となるザンビア。ムワペ監督は若いチームであることを問われると、「私たちはアンダードッグでも、新参者だとも思っていない。もちろん最初の試合ではあるが、世界の舞台で他のチームに対してチャレンジをしていく」と意気込み。初戦の位置づけを「重要」とし、「日本チームについてはあまり話はできないが、私から言えるのは、自分たちのプランがあるということ。つまり、いいプランが私たちにはある」とし、多くは語らなかったが、対策を十分にしていると明かした。
また、7日のドイツとの親善試合でも2得点で勝利に貢献するなど、ザンビア代表として脅威のペースで得点を重ね、23歳ながらチームのエースで主将のバンダは、「チームとして明日のために準備ができているし、いい結果を出したいと思っている。トーナメントの最初の試合は常に重要。大会でどこまで行けるかを感触として得られることができる。ワールドカップは初めての舞台なので、自分のベストを出したい」と、意気込んでいる。
By 小松春生
Web『サッカーキング』編集長