コスタリカ戦中、植木と確認する熊谷 [写真]=Getty Images
FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023グループC第2節が26日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はコスタリカ女子代表と対戦し、2-0で勝利。2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
主将の熊谷紗希は試合後、「今日の試合に関しては失点0としっかり2得点を奪っての2-0で勝利というところはチームとして狙っていたことなので、すごく良かったと思いますし、大きく次に繋がる結果というところもあるので、素直に嬉しい」と喜びを口に。
コスタリカ戦では初戦から4名の先発を変更。3バックも初戦先発の石川璃音から三宅史織が右CBに入る形となったが、2戦連続の無失点に、「全員がしっかり試合に向かって準備できていることは、どのチームよりも自信を持って言えるところ」と話し、「みんなで向かう方向性は一つなので、今日は初戦と違ったメンバーで行きましたけど、その中でも結果出せたことは、チームとして大きな自信になった」とチーム力での勝利を振り返った。
「自分たちの想定よりは前から来た」というコスタリカに対し、序盤は相手の出方を見つつ、時間の経過とともに押し込む時間を増やしていったが、「始まってすぐに自分たちが(想定との違いを)感じられて試合を運べたことが大きくて。ベンチ含めてピッチの中で声をかけて、自分たちが相手に合わせるではないですが、相手に対して対応していくところは時間をかけずにできました」と、受け身ではなく、能動的に相手の戦い方に合わせることが時間をかけずにできたことが勝利の要因の一つと話している。
By 小松春生
Web『サッカーキング』編集長