女子W杯で躍動するなでしこジャパン [写真]=Koki Suda
FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023のラウンド16が5日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はノルウェー女子代表と対戦。DF清水梨紗とMF宮澤ひなたが得点し、3-1で勝利した。
なでしこジャパンは前半序盤の15分に相手オウンゴールで先制するも、20分に同点弾を許し、今大会4試合目にして初の失点を喫した。だが、後半に入ると50分に清水、81分に宮澤がゴールネットを揺らして3-1で勝利。2大会ぶりに準々決勝へ進出した。
アメリカメディア『ESPN』は5日、試合結果を報じるとともに、なでしこジャパンの強さを分析している。
「(ノルウェー戦で今大会初の失点を喫するも)日本はパニックに陥らず、ボールをコントロールして相手を全力で走らせることによって、ただただ日本であり続けた」
「1点のリードを手にしても、日本からはより慎重になりたい、守備的になりたいという欲求が見られなかった。ノルウェーが攻勢を強めると、日本はスペイン戦で非常に上手くいったプランBに戻り、カウンターを見舞って得点して準々決勝進出を決定づけた」
同メディアは、自分たちのペースを見失わず、相手の出方によって柔軟に戦い方を変えられる点をなでしこジャパンの長所に挙げた。また、準々決勝の相手がスウェーデン女子代表とアメリカ女子代表の勝者(6日18:00キックオフ)となる点について、次のように触れている。
「(スウェーデンもしくはアメリカは)日本にとっては決して楽な相手ではない。だが、またも素晴らしいパフォーマンスを披露するとすれば、彼女たちを超えるものは何もないと信じるだけの十分な理由がある」
なでしこジャパンがスウェーデン女子代表とアメリカ女子代表の勝者と対戦する準々決勝は、11日16:30にキックオフを迎える。
By サッカーキング編集部
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