死闘を制したスウェーデン女子代表がベスト8へ [写真]=Getty Images
FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023・決勝トーナメント1回戦が6日に行われ、スウェーデン女子代表がアメリカ女子代表を下し、準々決勝進出を決めた。
グループGを3戦全勝と圧倒的な成績で首位通過したスウェーデン女子代表が、現在大会2連覇中の“絶対王者”アメリカ女子代表と相見えた。アメリカ女子代表はグループEを1勝2分の成績で終え、オランダ女子代表に次ぐ2位通過となっている。強豪同士が激突した一戦はスコアレスのまま90分間、そして延長戦も含めた120分間が経過。決着はPK戦に委ねられた。先攻のアメリカ女子代表が4人成功させたのに対し、後攻のスウェーデン女子代表は5人が成功。後攻のスウェーデン女子代表の3人目から、アメリカ女子代表のミーガン・ラピノーら両チーム含めて4人の選手が連続でゴールネットを揺らせない。手に汗握る展開の中、最後は7人目のキッカーを務めたスウェーデン女子代表のリナ・フルティグがPKを沈め、勝負は決した。この結果、PK戦を5-4で制したスウェーデン女子代表が準々決勝行きの切符を掴み取った。
この試合結果を踏まえ、ノルウェー女子代表を3-1で下し、2大会ぶりのベスト8入りを果たしたなでしこジャパン(日本女子代表)の準々決勝の対戦相手がスウェーデン女子代表に決定した。準々決勝の「なでしこジャパンvsスウェーデン女子代表」は、日本時間で11日の16:30にキックオフ予定。試合の模様はNHK・総合テレビにて全国生中継されるほか、FIFA+でも配信される。
By サッカーキング編集部
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