JFA女子委員長を務める佐々木則夫氏 [写真]=Getty Images
FIFA女子ワールドカップオーストラリア＆ニュージーランド2023・準々決勝が11日に行われ、なでしこジャパン（日本女子代表）はスウェーデン女子代表に1－2で敗れた。試合後、日本サッカー協会で女子委員長を務めている佐々木則夫氏がインタビューに応えた。
佐々木氏は試合について「次のステージに上がることができるだけの力はあったと思うが、試合の入り方や終盤の決定力を含めて反省すべき部分はあったと思う」と悔しさを滲ませつつ、「こうした敗戦をチーム全体で受け止めて、五輪に向けて邁進するだけだと思う」と来年行われるパリ五輪に向けてチームとして切り替えることが必要だと強調した。
さらに「監督が変わり、新たなメンバーでこのワールドカップにチャレンジしてきたという中では、及第点はあると思う。もうワンステップいける中での反省だと思う。しかし、もう終わったことで、悔やんでも仕方のないことなので、オリンピック予選やオリンピックに気持ちを切り替えて、しっかりと団結して日本に帰りたいと思う」と続け、改めてこの敗戦から切り替えることが必要だと強調した。
また、池田太監督について佐々木氏は「監督や選手、スタッフも含めてしっかりと及第点はあると思うし、期待も込めて次も頑張ってもらいたいと考えている」と続投を明言。パリ五輪でも、引き続き池田監督がなでしこジャパンを率いることを強調した。続けて、今後については「この経験を踏まえて、またチームをしっかりと作ってくれれば、五輪でメダルに手が届かないということはないと思うし、また皆さんに期待されるようなチームを作ってくれると思う」とさらなる期待を寄せた。
By サッカーキング編集部
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