W杯南米予選の第3節が各地で行われた [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ2026南米予選・第3節の5試合が現地時間12日に行われた。
連勝スタートを切ったブラジル代表は、ここまで1勝1敗のベネズエラ代表をホームに迎えた。序盤から主導権を握ったホームチームは、ネイマールやヴィニシウス・ジュニオールら自慢の前線が幾度となくチャンスを作るも、得点を奪えず前半をスコアレスで折り返す。迎えた50分、ネイマールの左CKにガブリエウ・マガリャンイスが頭で合わせ、待望の先制点を手にした。しかし85分、エドゥアルド・ベッロに強烈なバイシクル弾を叩き込まれ同点に。試合はこのまま1-1で終了し、ブラジル代表は3連勝を逃した。
同じく連勝中のアルゼンチン代表は、未だ未勝利のパラグアイ代表とホームで激突。リオネル・メッシがベンチスタートとなったホームチームは開始直後の3分に先制に成功。ロドリゴ・デ・パウルの左CKをニコラス・オタメンディが右足のボレーで叩き込みネットを揺らした。その後も攻勢を強めたアルゼンチン代表は53分にメッシを投入。追加点こそ奪えなかったものの、主導権を握り続け、1-0で試合を締め括った。3連勝を飾ったアルゼンチン代表は単独首位に浮上している。
コロンビア代表とウルグアイ代表の実力者同士の対戦は2-2の引き分けに。35分にハメス・ロドリゲスのゴールで先制したコロンビア代表は、後半開始直後にマティアス・オリベラに1点を返されるも、その直後にマテウス・ウリベが勝ち越しゴールをマーク。苦しい展開となったウルグアイ代表だったが、相手選手の退場により終盤に数的優位になると、後半の追加タイムにダルウィン・ヌニェスがPKを沈め、土壇場で同点に追いついた。
そのほか、チリ代表がペルー代表を2-0で下し今予選初の勝ち点「3」を獲得。ペルー代表は未だ未勝利となっている。ボリビア代表とエクアドル代表の一戦は1-2でエクアドル代表に軍配。ボリビア代表は開幕から3連敗となった。
第3節の試合結果と第4節の対戦カード、現時点での順位表は以下の通り。
第3節・試合結果
コロンビア 2-2 ウルグアイ
ボリビア 1-2 エクアドル
アルゼンチン 1-0 パラグアイ
チリ 2-0 ペルー
ブラジル 1-1 ベネズエラ
第4節・対戦カード
ベネズエラ vs チリ
パラグアイ vs ボリビア
エクアドル vs コロンビア
ウルグアイ vs ブラジル
ペルー vs アルゼンチン
順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 アルゼンチン(9/+5)
2位 ブラジル(7/+5)
3位 コロンビア(5/+1)
4位 ウルグアイ(4/+1)
5位 チリ(4/±0)
6位 ベネズエラ(4/±0)
7位 エクアドル(3/+1)※予選開始時に勝ち点「3」剥奪
8位 パラグアイ(1/-2)
9位 ペルー(1/-3)
10位 ボリビア(0/-8)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト