韓国代表のソン・フンミン [写真]=Getty Images
韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム/イングランド)が、3試合連続ドローに終わったことで厳しい視線が向けられているものの、冷静になる必要があることを強調した。25日、FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトが伝えている。
FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループB第8節が25日に行われ、首位韓国代表はホームで2位ヨルダン代表と対戦。5分にイ・ジェソンのゴールで先制したものの、30分にマフムード・アル・マルディに同点弾を許し、1-1のドローに終わった。
この結果、グループBの首位をキープした韓国代表だが、3試合連続のドローとなり、2024年7月から指揮を執っているホン・ミョンボ監督への風当たりも強くなっている。
このような状況のなか、ヨルダン代表戦後にインタビューに応じたソン・フンミンは「(20日の)オマーン戦のパフォーマンスにはがっかりしたけど、今夜は少し良くなったと思う。残念ながら、勝利を手にすることはできなかったけど、サッカーでは時々こういったことが起きる」と今はパニックになる時ではないことを強調した。
「僕たちはまだ首位に立っており、前向きな姿勢を保ち、前進し続け、懸命に努力し続けることがとても重要だ。最後の2試合は厳しい試合になることはわかっているけど、うまくやれば首位で終えて出場することができるだろう」
「僕は落ち着いている。チームを信じているし、質の高い選手たちがいる。2人の主力選手(キム・ミンジェ、イ・ガンイン)が欠けていたことは厳しいことだった。みんなは勝ち点3を獲得できる簡単な試合を期待していたかもしれないけど、サッカーは決して簡単ではないし、タダで勝ち点が手に入るものではない。勝ち点を獲得する必要があることはわかっているから、前向きに一生懸命取り組まなければならない」
また、ソン・フンミンは「アジアの基準と、チームが毎年良くなっているという事実については何度も話してきた」とアジアのレベルが上がっていると語りながら、それが世界の舞台で成功するためには良いことだと明かした。
「10年前、いや5年前と比べても間違いなくはるかに難しくなっている。それが物事をもっと面白くしていて、アジア全体のサッカーにとっては素晴らしい兆候だと思うよ」
By サッカーキング編集部
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