スイス・スーパーリーグ第20節が8日に行われ、首位のバーゼルとFW久保裕也の所属する2位のヤング・ボーイズが対戦。久保はベンチスタートだった。
首位攻防戦となった試合は、アウェーのヤング・ボーイズが2点を先制。29分にレオナルド・ベルトーネがFKを直接蹴り込むと、33分にもアレクサンダー・ゲルントがミドルシュートで追加点を奪った。
一方のバーゼルも、44分にマルコ・シュトレラーがミドルシュートで得点。1点差に詰め寄り、前半を折り返した。
後半に入ると、互いに得点できずに時間が経過。リードするヤング・ボーイズは71分に久保を投入した。
終盤まで1点差のまま推移したが、81分にバーゼルがマルセロ・ディアスのダイレクトボレーで同点に追いついた。
振り出しに戻った試合は、試合終了間際の89分に決勝点が生まれた。バーゼルがPKを得ると、キッカーのファビアン・フライがゴール左に蹴り込み、逆転に成功した。
打ち合いとなった試合は、バーゼルが2点差をひっくり返して3-2と勝利。バーゼルは勝ち点39で首位を守り、敗れたヤング・ボーイズは同34のままで暫定2位となっている。