シャフタール所属のFWマイコンが自動車事故死…享年25歳

 シャフタールに所属するブラジル人FWマイコンが8日、自動車事故により死去した。享年25歳。

 ブラジルメディア『グローボ』は現地メディアからの情報として、事故の詳細を伝え、ドネツク市内を走行していたマイコンは、車の制御を失い、時速約110キロで対向車線に進入し、別の車両と正面衝突したと見られている。対向車の運転手は全身を強く打ち、複数の骨折を負い搬送され、マイコンは現場で息を引き取った模様だ。

 クラブは、「才能があり、オープンでフレンドリーな人間でした。人生を愛し、ポジティブで明るくなるための術を知っていました。悲劇的で早すぎる死は、我々から素晴らしい人間を奪っていきました。ご家族や友人に哀悼の意を表します。安らかに」と声明を発表している。

 2005年にフルミネンセのユースでキャリアをスタートさせたマイコンは、2009年にウクライナのヴォリン・ルーツィクに加入。2011年にはルーマニアのステアウア・ブカレストにレンタル移籍している。2011-12シーズンに復帰したヴォリン・ルーツィクでウクライナ1部の得点王となると、2012年夏にシャフタールに移籍。今シーズンは国内のイリチヴェツ・マリウポリにレンタル移籍していた。

モバイルバージョンを終了