新ユニフォームを着用したC・ロナウドら
ナイキは5日、ポルトガル代表が今夏にブラジルで着用する新ユニフォームを発表した。2014年の新ユニフォームは、ポルトガルフットボール連盟の設立100周年を記念したデザイン。胸のポルトガルフットボール連盟のクレストの両側に、連盟設立100周年を記念して1914と2014の年号が記されている。
背中首側の内部分にはアーミラリ天球儀を描いたレッドとグリーンのタブがつけられた。アーミラリ天球儀は、ポルトガルの探検家たちが世界発見の航海の道具として使われたもの。500年以上にわたって同国の象徴として国旗の盾の背景部分にも用いられていることから、ポルトガルの海洋国家としての歴史を称える意味で、デザインに取り入れられた。
同国代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、新ユニフォームについて、「ポルトガルの文化や歴史に思いをはせたデザインディテールが盛り込まれた、美しくシンプルなもの」とコメント。「機能面においては、汗を調節し、涼しく快適に、ピッチで最高のプレーができるためにサポートしてくれる」と語るとともに、「代表チームのユニフォームを着ると、ファン、家族や友達を代表しているという大きな誇りを感じることができる。代表チームでプレーすることは、ほかに代えがたい意味を持つ、子供の時からの大きな夢でもある」と、代表ユニフォームを着用することの意味も明かした。
ポルトガル代表の新ユニフォームは、5日から販売が始まっている。