欧州挑戦を振り返る都倉賢「濃密で刺激的な時間」…札幌加入が決定

かつてバロテッリと同じゴールパフォーマンスを行った都倉(右端) [写真]=Getty Images

 コンサドーレ札幌は6日、FW都倉賢を完全移籍で獲得したことを発表した。

 都倉は、昨季までヴィッセル神戸に在籍。今季は開幕前にデンマークでトライアウトを受けていた。3日に更新した自身のブログでは、「トライアルを受けているチームと契約が出来ないことが分かりました。色々な要因があって残念ながら今回は契約することが出来ずに本当に悔しい気持ちでいっぱいです」と明かしていた。

 欧州挑戦については、「沢山の方々にサポートしてもらってトライアルを受けるチャンスを得れたことに感謝すると同時に、認識の甘さやまだまだ準備が足りなかったのかなと、自分がプレーする以外での準備不足も感じました」とつづった。一方で、「ただ、今回の経験は本当に濃密で刺激的な時間であった事には変わりありません。自分の人生の目的である『成長』するために、自分が何をしたいのかをしっかりと向き合ってこれからも行動していきたいと思います」と収穫にも言及した。

 また、札幌加入の決まった6日にもブログを更新し、「J1昇格に向けて一緒に戦える事、そして凄く歴史のあるチームのユニフォームに袖を通せる事を誇りに思います」とコメント。「このような舞台を与えてくださったコンサドーレ札幌の関係者の皆さんには心から感謝しております」と思いを伝えるとともに、「チームのJ1昇格と言う明確な目標に向かって全力を尽くしてプレーしていきます。一年間コンサドーレに関わる全ての人が手をとり支え合って目標を達成しましょう! そして早くコンサドーレ札幌のサポーターの皆さんの前でプレーし、一緒に戦い感情を共有していきたいです」と新天地での意気込みを明かした。

 都倉は、川崎フロンターレの下部組織から2005年にトップチームに昇格。2008年8月から2009年までザスパ草津(現 ザスパクサツ群馬)に在籍し、2010年に神戸に移籍していた。なお、2013シーズンは、J2で23試合に出場して、2ゴールを挙げていた。

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