今季限りでの引退を表明したエインセ [写真]=LatinContent/Getty Images
ニューウェルズ・オールドボーイズに所属する元アルゼンチン代表DFガブリエル・エインセが今季限りでの現役引退を表明した。クラブ公式HPが伝えている。
4月で36歳となるエインセは、「人生の全てと同様に、夢も終わる。アルゼンチンの素晴らしいクラブの一員であることは常に心の中にある。今シーズン終了後、僕はクラブの選手ではなくなることを伝えたい。残念ながら、僕の体と戦うことができないんだ。この試合に勝つ方法を見つけられなかった」と声明を発表し、負傷が原因であることを明かしている。
ニューウェルズ・オールドボーイズの下部組織でプロキャリアをスタートさせたエインセは、1998年にバジャドリードへ移籍し、欧州の地を踏む。その後、スポルティング・リスボンへのレンタル移籍を経て、バジャドリードでのポジションを獲得すると、2001年にパリSGへ加入。2004年夏にはマンチェスター・Uへステップアップした。2007年に加入したレアル・マドリードで2シーズン過ごし、マルセイユ加入でフランスに復帰。ローマを経て、2012年夏にニューウェルズへ移籍していた。
アルゼンチン代表としては、金メダルを獲得した2004年のアテネ・オリンピック、2006年のドイツ・ワールドカップ、2010年の南アフリカ・ワールドカップに出場している。