ベンチで試合を見守るリッピ監督 [写真]=ChinaFotoPress via Getty Images
広州恒大のマルチェロ・リッピ監督はミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長を自らが率いるクラブに誘う意思があることを、イタリア紙『トゥットスポルト』に語った。
ガッリアーニ副会長は今シーズン、チームが不調のためサポーターから批判の対象となっているが、リッピ監督は擁護した。
「彼はミランの歴史を象徴していて、その歴史はわずか一夜では変わらない。私たちは定期的に連絡し合っている。彼は私のクラブを再編成させるのに最適な人だと思うから、もし彼の準備ができて、可能ならば、間違いなく公式なオファーを出すだろう。私はここで常に勝ち続けるつもりだ。選手たちのハングリー精神を維持させる事が私にとって一番の難題になるだろう」
リッピ監督は、ユヴェントスやインテル、イタリア代表などで監督を務めた経歴を持っている。2012年5月から広州恒大を指揮して、2013年にはAFCチャンピオンズリーグで優勝に導いている。また2月に契約を3年間延長し、2017年の11月30日まで監督を務めることになった。