先発出場した小野伸二(左) [写真]=Getty Images
Aリーグ・プレーオフ決勝が4日に行われ、シーズン1位のブリズベン・ロアーと小野伸二の所属するシーズン2位のウェスタン・シドニー・ワンダラーズが対戦。小野は先発出場した。
序盤から、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズが攻勢をかける展開。小野がボレーシュートでゴールを狙うなど攻め込んだが、無得点で前半を折り返した。
スコアレスで後半を迎えたが、55分にウェスタン・シドニー・ワンダラーズが先制する。小野の蹴った右CKを、ニアサイドでマシュー・スピラノヴィッチがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。
均衡を破ったが、追いかけるブリズベン・ロアーに盛り返されると、終盤の86分にセットプレーから失点。土壇場で追いつかれると、1-1のまま延長戦に突入した。すると、延長後半開始直後の108分にブリズベン・ロアーのエンリケにシュートを蹴り込まれ、逆転を許してしまった。
試合をひっくり返されたウェスタン・シドニー・ワンダラーズは、同点に追いつけずに延長終了を迎え、1-2と敗戦。2シーズン連続で、プレーオフ決勝で敗れることになった。
なお、6月にコンサドーレ札幌へ移籍することが決まっている小野は、後半途中からキャプテンマークをつけて83分までプレーした。
【スコア】
ブリズベン・ロアー 2-1 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ
【得点者】
55分 スピラノヴィッチ(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)
86分 ベサート・ベリシャ(ブリズベン・ロアー)
108分 エンリケ(ブリズベン・ロアー)