W杯に出場するカメルーン代表 [写真]=Getty Images
今夏の2014ワールドカップブラジル大会に出場するカメルーン代表選手のボーナス額を知った地元メディア『ル・ジュール』紙は26日にその金額を批判した。
「厚かましい要求だ」とタイトルを打った同紙は「代表選手は信じられない額のボーナスを要求している」と報じており、参加する選手一人につき、18万2000ユーロ(約2500万円)を選手が要求したと伝えている。
5月20日、政府は最初の提案として、選手一人につき約6万1千ユーロ(約840万円)を提示し、続いて約6万8千ユーロ(940万円)へと額を引き上げた。しかし、選手側はこの提案は拒否していた。
このような国際試合の出場に対するボーナス給を巡る問題はカメルーン代表にはつきものとなっており、「選手の行き過ぎた拝金主義に今こそ疑問を投げかける時だ」と同紙は批判している。