ブラジル代表のFWネイマール [写真]=Getty Images
1986年のワールドカップ優勝メンバーであり、そしてレアル・マドリードなどで監督を務めた元アルゼンチン代表のホルヘ・バルダーノが、今年のブラジル・ワールドカップについて現在の思いを語った。コロンビアの全国紙『El Tiempo』が報じている。
-ブラジルではスタジアム建設の遅れや市民のデモなどの報道もあるが、ワールドカップは成功すると思うか?
「個人的には心配しなくてもいいと考えている。ブラジルという国はサッカーをすごく愛しているし、優秀な選手を絶えず輩出している。そんな国で行われるワールドカップはきっと素晴らしい大会になるだろう。不安視されている問題も、開幕までには解決されることを祈っている」
-注目している国は?
「まずはブラジル。常に世界の強豪であり、自国開催の今年は優勝候補であることは間違いないと思う。私はとりわけネイマールに注目している。昨年のコンフェデレーションズカップでも内容がとても良かったし、“ブラジルの10番”というプレッシャーに負けてしまうようなメンタルの持ち主でもないだろう。他ではスペインとドイツ、アルゼンチンも優勝候補だと思う。イタリアも注目はしているが、アンドレア・ピルロ頼みのチームになっているところが少し心配。あとは南米のコロンビアとチリも好成績を残すのではないかと期待している」
(記事/Cartao Amarelo)