現地2日に行われた国際親善試合で、日本代表に1-3で敗れたコスタリカ代表。守護神であるレバンテのGKケイラー・ナバスが、母国紙『La Nacion』との試合後のインタビューで、後半の3失点により逆転負けした一戦を振り返った。
「前半は良いプレーができたと思う。45分間を通じてゲームをコントロールし、得点を奪うことができた。しかし、後半は同じようにはいかなかった。勝利を手にするためには、90分間を通じてレベルを落とさずに戦わなければならない」
ケイラー・ナバスは一方、日本代表とのブラジル・ワールドカップ出場国同士の試合に敗れたことが、チームにとって良い薬になったとの前向きな見方を示した。
「負けるのは好ましくはないけれども、今回の試合は良い教訓になった。僕達は目を覚まさなければならない。このレベルの戦いではミスは高くつくだけに、絶対に犯してはならない。前半も後半もしっかりと集中してピッチに入り、今日の倍のインテンシティをもってプレーしなければならない」
今後は現地6日に行われるアイルランド代表との最終テストマッチを経て、W杯に臨むコスタリカ代表。ケイラー・ナバスは、W杯優勝経験のあるウルグアイ代表、イタリア代表、イングランド代表と同居する厳しいグループリーグに向け、今後の巻き返しを誓った。
「ネガティブな状態を抜け出すというのが、この試合を経てチームに課されたことだ。敗戦は確かにショックだが、過度に不安になることもなければ、虚勢を張る必要もない。僕達はプロフェッショナルであり、逆境に立ち向かうだけの成熟さがある。僕はチームメイトを完全に信頼しているし、まだ修正する時間は残されている。それゆえ、ワールドカップでは全員がもっと力を発揮できるはずだ」