C・ロナウド欠場もアディショナルタイム弾でメキシコを下す [写真]=Getty Images
国際親善試合のメキシコ代表vsポルトガル代表が6日に行われ、ポルトガルが1-0で勝利した。
ブラジル・ワールドカップ出場チーム同士の対戦となった今回のフレンドリーマッチ。エースのクリスティアーノ・ロナウドや、ペペ、ラウール・メイレレスら主力が欠場したポルトガルは、ルイス・ネトやアンドレ・アルメイダ、エデルらバックアッパーが先発メンバーに並んだ。
対するメキシコはエースストライカーであるハビエル・エルナンデスをベンチスタートとしたものの、ジオバニ・ドス・サントスやラファエル・マルケスらそのほかの主力がスタートからプレーした。
序盤からペースを握ったポルトガルは19分と22分にエデルがボックス内でシュートを放つなど、攻勢を見せる。一方のメキシコも単発ながらミゲル・ラユンがクロス性のロングシュートで相手GKを慌てさせる場面を演出。だが、互いに決め手を欠き、前半はゴールレスで終了。
迎えた後半の立ち上がりには、互いにゴールに迫る場面を作り出す。まずは48分、右サイドのドス・サントスの仕掛けをキッカケに最後はエクトル・ミゲル・エレーラがボックス内でシュートを放つが、これはシュートブロックに阻まれる。続く50分にはポルトガルがセットプレーの流れからファビオ・コエントランが決定的なシュートを放つが、ここは後半から途中出場していたGKギジェルモ・オチョアのビッグセーブに防がれた。
後半半ばを過ぎると、試合は徐々にメキシコペースへ。エルナンデスの投入で攻勢を増したメキシコは再三の決定機を作り出すも、これを決めきれない。
その後、試合はこのままゴールレスで終了かと思われた後半アディショナルタイムにようやく均衡が破れる。93分、ポルトガルが得たFKでジョアン・モウチーニョの入れたフィードをボックス内のブルーノ・アルヴェスが頭で流し込んだ。そして、この直後に試合はタイムアップ。C・ロナウド不在の中で最後の強化試合を勝利したポルトガルが、16日に行われるドイツ代表とのグループG第1戦に向けて弾みを付けた。
一方、敗れたメキシコは13日にグループA第1戦のカメルーン代表戦を戦う。
【得点者】
0-1 93分 ブルーノ・アルヴェス(ポルトガル)
(記事/超ワールドサッカー)