コロンビア代表のジャクソン・マルティネス [写真]=LatinContent/Getty Images
コロンビア代表を取り巻く話題の中で最も人々の関心を寄せているのは、ラダメル・ファルカオ不在の前線。主力の一人として注目されているジャクソン・マルティネスは、自身をファルカオの後継者とする世論を否定している。コロンビアの首都ボゴタの新聞『El Espectador』が伝えている。
-コロンビア代表の23人に残ったことについて
「光栄なこと。黄色いシャツを着て、コロンビアのすべての国民のために我々は新たな歴史をつくりたいと思っている」
-ブラジル・ワールドカップを目前に控えて今どのような気分?
「サッカー選手なら誰もが出場したいのがワールドカップ。私自身も幼い頃から憧れた大会に出られるかもしれないと思うと、ただただ楽しみ。自分自身は前線よりも2列目でプレイするのが好きだから、ハメスなどとともに中盤で攻撃的なプレイをやれることが理想だ」
-ファルカオが欠場を余儀なくされたが、そのことによるプレッシャーはあるか。
「ファルカオとともに戦えないのはチームメイト全員が悔しく感じているが、ファルカオの不在が前線の選手に及ぼす影響はない。結果が伴わなかったとしてもファルカオ不在を言い訳にはしたくないし、今は選手全員がひとつになって同じ目標を目指している。また、一部で私をファルカオの後継者などと報じている媒体もあるが、私はファルカオの後継者ではないことを明言しておきたい。私にはまだファルカオほどの実力がないから」
-先のセネガル戦で若手のファン・キンテーロが素晴らしいプレイをみせたが、あなたはどう感じたか。
「キンテーロは素晴らしい才能の持ち主で、私も一目置いている存在。彼の活躍は私も心から嬉しく思っている」
-コロンビア代表はこのワールドカップで好成績を収められるか。
「その可能性があるチームだと思っている。日を追うごとに皆コンディションを上げていっているし、テオフィロ(・グティエレス)と(カルロス・)バッカの2人も好調だ。今の23人ならファルカオ不在による戦力ダウンを補えると信じているし、まずは初戦を勝って波に乗りたい」
(記事/Cartao Amarelo)