アメリカ代表GKティム・ハワード [写真]=Getty Images
アメリカ代表GKティム・ハワードが、12日に開幕するブラジル・ワールドカップに向けた意気込みを語った。FIFA(国際サッカー連盟)がコメントを伝えている。
グループGでドイツ代表、ポルトガル代表、ガーナ代表と同組となり、厳しい戦いが予想されるなか、ハワードはまず初戦となる16日のガーナ戦について述べた。
「抽選会からガーナと対戦が決まった時、色々な雑念があった。でも、それは次第になくなってきている。それからはチームを作り上げていくことと、自分のプレーに集中することができている」
「今はガーナ戦のことだけを考えているし、彼らの戦術や危険な選手も理解している。彼らがどのようにプレーするかも知っているよ」
「成功の定義を決めるのは簡単なことじゃない。人によっては全ての試合に勝利しなければ成功とは呼べないのかもしれない。しかし、それは高い壁だ。まずはグループステージを突破することから考えようと思っている」
W杯に臨むアメリカ代表では、最多得点記録を保持するMFランドン・ドノバンが代表メンバーから落選した。そして、5選手しか2010年の南アフリカ大会を経験していないことから、経験の少なさが指摘されている。
そのため、ハワードはドイツ、南アフリカ大会を経験している自身が代表チームをけん引していかなければならないと自覚している。
「僕は言葉ではなく行動でリードしていきたいと思っている。毎日、チームメートと顔を合わしている。そこでの態度などで役割をこなしていきたい。若い選手は僕たちの姿勢を見て、そこからさらに下の世代に受け継がれていくからね」
(記事/超ワールドサッカー)