ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第1節が13日に行われ、グループAではメキシコ代表とカメルーン代表が対戦した。
大会初日に同組のブラジルがクロアチアを3-1で退けた結果を受け、迎えた一戦。メキシコは主将のラファエル・マルケスやジオバニ・ドス・サントスらが先発となり、ハビエル・エルナンデスはベンチスタート。カメルーンはサミュエル・エトーやステファーヌ・エムビアらがスタメンとなった。
雨が激しく降る中行われた試合は、序盤から多くのサポーターの声援に後押しされたメキシコがペースを掴む。パス回しとサイド攻撃からチャンスをうかがうと11分、エクトル・エレーラが右サイドからアーリークロスを送り、ドス・サントスが合わせたが、オフサイドでノーゴールの判定となった。カメルーンも16分にCKからゴール前の混戦となり、最後ネットを揺らしたが、こちらもオフサイドだった。
徐々に盛り返すカメルーンは21分、ブノワ・アスー・エコトが左サイドをドリブルで持ち上がると、クロスに中央でエトーが合わせたが、ゴール左にわずかに外れた。対するメキシコは27分、右サイドでFKを獲得し、アンドレス・グアルダードがDFラインとGKの間に送ったボールにマルケスが合わせたが、わずかにミートできず。
30分にも左CKを得ると、ゴール前に送られたボールをニアサイドでカメルーンのエリック・マキシム・シュポ・モティングが触り、ファーサイドに流れたところをドス・サントスがヘディングで押し込んだが、これもオフサイドの判定を取られて、得点ならず。メキシコが再び攻勢をかけるが、前半はスコアレスで折り返す。
【スコア】
メキシコ 0-0 カメルーン