開始30秒で先制点を決めたデンプシー [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第1節が16日に行われ、グループGではガーナ代表とアメリカ代表が対戦した。
ガーナはFWアサモア・ギャンやMFサリー・ムンタリらがスタメン。FWケヴィン・プリンス・ボアテングやMFマイケル・エッシェンは外れた。アメリカはFWクリント・デンプシーやFWジョジー・アルティドール、MFマイケル・ブラッドリーらが先発に名を連ねた。
試合はいきなり動く。開始30秒、アメリカは左サイドでのスローインから、ジャーメイン・ジョーンズのパスを受けたデンプシーがドリブルでペナルティエリア内に侵入。DFをかわすと、ゴール右へそのままシュートを決め、先制に成功する。
早々にビハインドを負ったガーナは、積極的に裏を狙い、サイド攻撃を中心に展開していく。一方のアメリカは縦に速い攻撃から、チャンスをうかがうと、18分には右サイドからのクロスを、中央のアルティドールがシュートするが、相手DFのブロックに遭った。
そのアルティドールは23分、ロングボールを追いかけた際に左太ももを負傷。アロン・ヨーハンソンと交代となってしまう。32分、ガーナはギャンがミドルシュートを放ったが、枠内へ飛んだボールはGKティム・ハワードが防ぐ。
ガーナがボールを支配し、アメリカがカウンターで狙う展開が多くなる中、アメリカの1点リードで前半を終える。
【スコア】
ガーナ 0-1 アメリカ
【得点者】
0-1 1分 デンプシー(アメリカ)