ブラジル戦の26分、ネイマールのヘディングを素晴らしい反応で防いだオチョア [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグが17日に行われ、グループAではブラジル代表とメキシコ代表が対戦。初戦でそれぞれ勝利を挙げた両チームの対戦は、ブラジルが攻め込みメキシコが堅守からの速攻で脅かす、熱のこもった試合に。90分間試合のテンションは保たれたまま、スコアレスに終わり、勝ち点1を分け合った。
FIFA(国際サッカー連盟)では、公式HP上でサポーターの投票などにより決まる、バドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチを発表。同試合でメキシコのゴールを守り、好セーブを連発したGKギジェルモ・オチョアが選出された。
オチョアは前半からビッグセーブを連発。26分にネイマールのヘディングシュートをゴールライン上で弾き出すと、44分にはセットプレーからDFラインの裏に抜けたパウリーニョと1対1となったが、鋭い飛び出しでブロック。後半も69分にネイマールがクロスボールをエリア内右で胸トラップしてからボレーで狙うも弾き出し、86分のCKの場面でも至近距離からのチアゴ・シウヴァの正面に飛んできた強烈なヘディングシュートをしっかりと弾き、最後までメキシコの堅守を最後方から支えた。