コロンビア戦キックオフ前の国歌斉唱で、涙を見せたディエ(左) [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が19日に行われ、グループCではコロンビア代表とコートジボワール代表が対戦。前半をスコアレスで折り返すと、ハメス・ロドリゲスとフアン・キンテーロの得点で2点を先行したコロンビアが、反撃をジェルビーニョの1点に抑え、2-1で勝利し、大会2連勝を飾った。
同試合の試合前、コートジボワールの国歌斉唱の際、MFセレイ・ディエが涙を流す姿があったが、その理由が父親の訃報にあったと、イギリス紙『デイリーメール』やスペイン紙『マルカ』、イタリアメディア『ANSA通信』などが伝えた。
『デイリーメール』は、ディエがキックオフの2時間前に父親が亡くなったことを聞かされたと報じ、「国への真の献身を見せた」と綴っている。
先発出場したディエは、序盤から中盤で激しい守備を見せ、気迫のこもったプレーをしていたが、70分に自陣でハメス・ロドリゲスにボールを奪われ、キンテーロの決勝点につながるミスを犯すと、直後にマティス・ボリーと交代した。