去就が注目されるリケルメ [写真]=LatinContent/Getty Images
今年6月の契約満了に伴い、今後の去就が注目されている元アルゼンチン代表MFファン・ロマン・リケルメ。25日に行われた記者会見では、現在もボカ・ジュニオルスとの交渉が続いていることを明かした。アルゼンチンのスポーツ紙『Ole!』が伝えている。
24日に36歳の誕生日を迎えたリケルメは、40歳まで現役続行の意向を表明しているが、ボカとの契約延長には合意していない。ボケンセ(ボカのサポーター)はデモを起こすほどにリケルメの残留を望んでおり、フロントは契約延長の交渉を行ってきた。だが、リケルメ自身はボカとの契約延長に合意していないという。
「国内外からたくさんのオファーをもらっていて、自分にとってどの選択が正しいのか入念に検討しているところだ。他のクラブチームの声にも耳を傾ける必要があると思っている。ボカとの交渉でネックになっているのは金銭的な面だ。チーム名は言えないが、ブラジルのクラブチームから好条件のオファーを受けていてね。金銭面も問題ないから、じっくり考えている」
リケルメは今週末にもボカのフロントやカルロス・ビアンチ監督らと話し合うとのことで、「ボカを去る可能性はあるが、もちろんボカに残る可能性だってある」と含みを持たせている。
(記事/Cartao Amarelo)